21巻で痛恨だったのは、いきなり「修学旅行」が言及されること。
修学旅行編の詳細はすっかり忘れてるよ!
だから、1巻からの読み直しを始めたのに、ずっとさぼってました。
自業自得。
というわけで、止まっていた2巻の途中から続きを読むとすぐに面白いものを発見。
14時間目 明日菜と委員長の初対面 §
小学校1年生の委員長の前に現れた明日菜。
無表情で委員長を「ガキ」と言い切る可愛くない女の子です。
周囲を格下に見る彼女は、明らかに普通の意味での小学校1年生ではありません。
苦労したからなのか、それとも実年齢が実際には見た目と違うのかは分かりません。
しかし、このような態度はエヴァンジェリンと似ている印象を受けます。
エヴァが明日菜を同類と考える理由が何となく分かる描写です。
そして、「黄昏の姫御子」から「明日菜」へと変わるプロセスの一端が見えた感もあります。
もちろん、2巻をリアルタイムで買って読んだときには「黄昏の姫御子」のことなど知りもしないので、そのような感想が出てくるはずもなかったのですが。