2008年01月29日
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2巻・14時間目 まるでエヴァのように可愛くない小1(?)の明日菜

Written By: 川俣 晶連絡先

 21巻で痛恨だったのは、いきなり「修学旅行」が言及されること。

 修学旅行編の詳細はすっかり忘れてるよ!

 だから、1巻からの読み直しを始めたのに、ずっとさぼってました。

 自業自得。

 というわけで、止まっていた2巻の途中から続きを読むとすぐに面白いものを発見。

14時間目 明日菜と委員長の初対面 §

 小学校1年生の委員長の前に現れた明日菜。

 無表情で委員長を「ガキ」と言い切る可愛くない女の子です。

 周囲を格下に見る彼女は、明らかに普通の意味での小学校1年生ではありません。

 苦労したからなのか、それとも実年齢が実際には見た目と違うのかは分かりません。

 しかし、このような態度はエヴァンジェリンと似ている印象を受けます。

 エヴァが明日菜を同類と考える理由が何となく分かる描写です。

 そして、「黄昏の姫御子」から「明日菜」へと変わるプロセスの一端が見えた感もあります。

 もちろん、2巻をリアルタイムで買って読んだときには「黄昏の姫御子」のことなど知りもしないので、そのような感想が出てくるはずもなかったのですが。

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